降誕後第2主日
最近の自動車は「ナビゲーションシステム」が付いていますので、初めて行く場所でも安心して目的地まで行くことができますし、最短のコースも自動的に検索してくれ、到着時間まで表示されます。自動車に限らず、歩行者でもスマートフォンのアプリケーションを使って目的地に導いてくれます。
まだ「ナビゲーションシステム」がなく、地図を見ながら目的地に行っていた時に比べるととても便利になっていますし、たとえ、入る道路を間違っても、再検索して目的地まで導いてくれます。
今日のみことばは、「占星術の学者たちが幼子イエスを訪問する」場面です。彼らは、エルサレムまでは星に導かれて来ることができますが、そこから先は、星を見失って目的地まで行くことができません。それで、ユダヤの王であったヘロデの所に行って、「ユダヤ人の王としてお生まれになった方は、どこにおられますか。わたしたちは東方でその方の星を見たので、拝みに来たのです」と尋ねます。
ヘロデは、祭司長や律法学者たちに尋ね、「ユダヤのベツレヘムです」という答えを聞きます。ヘロデは、占星術の学者たちをベツレヘムに送り出します。占星術の学者たちは、再び彼らを導いていた【星】に導かれ、幼子のいる場所まで辿り着きます。みことばには、「学者たちはその星を見て喜びにあふれた」とあります。なぜ、彼らは「喜びにあふれた」のでしょうか。
それは、長い旅路の末、ようやく彼らが探し求めていた「ユダヤ人の王」に会えると思っただけではなく、その場所に「彼らが探し求めていたものがおられる」と信じていたからなのでしょう。彼らにとって「ユダヤ人の王(幼子イエス)」に会うことは、自分たち異邦の民への【救い】が成就すると信じていたのではないでしょうか。
私たちは、霊的な「ナビゲーション」を使って、彼らのように幼子イエスに出会うという【喜び】を、日々の生活の中でも思い起こしていくことができたらいいですね。
マタイによる福音書2章1-12節
2026年1月4日

