教会とは?

神さまが全てのものをお造りになり、大きな愛をもって守り導いておられることを 受け入れる人々の群れです。 神さまの不思議なお導きによって今、教会に招き入れられたあなたを含め、 同じ思いを抱く人々が集まって、神さまに感謝し、讃美し、お祈りいたします。 ここは、喜びに満たされている人、悩み苦しんでいる人、孤独で不安な人、 飢え渇いている人など、だれもが自由に憩える場です。

聖餐式について

最初のクリスチャンたちは、主イエス・キリストが復活された「週の初めの日」に集まって、聖書を読み、祈りと讃美をささげ、「主イエス・キリストのからだ」であるパンと「主イエス・キリストの血」であるぶどう酒をいただいて、互いに交わりを深め、慰めと力を得ました。 「週の始めの日」すなわち日曜日(主日)の礼拝は『聖餐式』です。クリスチャンには最も重要な礼拝で、この式のために私たちは日曜日に教会に集まるのです。

洗礼・堅信について

教会の扉はすべての人に開かれています。もしあなたがクリスチャンになりたいとお思いになるなら、洗礼をおすすめします。洗礼は、天国にあなたの籍を置くことと、神の子供として生まれ変わるという大切な意味をもっています。どうぞ牧師にご相談ください。

聖公会とは

キリスト教は、約2000年前、イエス・キリストの十字架の死と復活の後、イエスを救い主と信じる人々によって始まり、今では全世界に宣べ伝えられています。 16世紀にヨーロッパで起こった宗教改革以来、キリスト教は、ローマ・カトリック教会やギリシャ正教会などの「旧教」と「新教(プロテスタント)」に大きく分けられました。聖公会は、改革の精神を受け継いでいると言う点では「新教」ですが、伝統と普遍性を重んじる点では「旧教」に近く、いわば両者の特性を持った中間的教派と言えます。 全世界の聖公会(アングリカン・コミュニオン)は、英国カンタベリーの大主教を首長とする英国国教会を母体に、国家ごとにそれぞれ独立した教会組織を持っています。『日本聖公会』は1887年(明治20年)に組織されました。 現在日本聖公会に属する教会は約300、そのほか立教大学、桃山学院大学、プール学院大学、平安女学院、松蔭女子学院、神戸国際大学などの教育機関や、聖路加国際病院、聖バルナバ病院等の医療機関、その他老人ホーム等の福祉施設があります。