聖霊降臨後第25主日
今日の福音で、私たちが生活と祈りの中で気をつけなければならないことを、イエスは教えてくださいます。
「長い衣をまとって歩き回ることや、広場で挨拶されること、会堂では上席、宴会では上座に座ることを望み 、やもめの家を食い物にし、見せかけの長い祈りをする。このような者たちは、人一倍厳しい裁きを受ける」とイエスが言われます。
私たちの生活、私たちの祈りは、 本来は人に見せ、人から評判を受けるためのものではなく、神とのつながりの中で、神との交わりを大切にし、また、弱い人貧しい人を大切にするためのものなのです。そうでなければ、”厳しい裁きを受けることになる”と、神の望まれる道からそれてしまうとイエスは言われます。
そこで、心打たれるのはイエスのまなざしです。
イエスは賽銭箱の向かいに座って、群衆がお金を入れる様子を見ておられますが、大勢の金持ちがお金をたくさん入れる姿には目をとめられず、一人の貧しいやもめが銅貨二枚を入れる姿に目をとめられます。その一人の貧しいやもめの行いを尊重されるのです。このイエスのまなざし、このイエスの思いのもとに私たちがとどまるなら、私たちの生活、私たちの祈りは変えられていきます。
まことの幸いへと。
マルコによる福音書12章38-44節
2024年11月10日