聖霊降臨後第5主日

今日の福音で、律法の専門家とイエスの対話が 語られています。
この対話を通して、すべてを尽くして主なる神を愛し、 隣人を自分のように愛するならば、命が得られるということが 私たちに伝わってきます。
さらに、2人の対話は具体的になります。 追いはぎに襲われて倒れた人。
その人を見て、道の向こう側を通って行く人。
その人を見て、憐れに思い近寄って介抱する人。
イエスの言う “隣人を愛する”とは、 自分の心の内でささやく自分中心の思いを捨てて、 辛い思いをしている人を大切にし、その人を助けること なのです。愛するとは、行うことなのです。
私たちが、永遠の命を受け継ぐことができるか
どうかは、私たちが何をどう行い、 どのように生きるか、私たちの心にかかっているのです。

ルカによる福音書10章25-37節

2025年7月13日