三位一体主日・聖霊降臨後第1主日

今日の福音で、イエスはご自分と天の御父、聖霊との深いつながりを私たちにお示しになり、また、そのつながりに入るようにと私たちを招いてくださっています。
まず始めに、イエスはこう語られます。
「言っておきたいことは……あなたがたには理解できない。しかし、……真理の霊が来ると、あなたがたを導いて、真理をことごとく悟らせる。」
主の思いは、まこと。私たちは、それを自分の力で分かろうとせずに、毎日、常に、主により頼んで“分からせてください。導いてください”と祈り願うことが大切で、また、そうすることによって、主とのつながりをより深く生きられるのだということを、イエスは教えてくださっています。
また、イエスはこう言われます。
「その方は、わたしに栄光を与える。わたしのものを受けて、あなたがたに告げるからである。父が持っておられるものはすべて、わたしのものである。」。今日、教会で祝われる“三位一体”。
この御父と御子、聖霊の交わりの中に、“分かち合い、共感、尊重”といったものを強く感じます。
今のこの世界、私たち人間の傷ついた世界に、この三位一体の交わりとつながりが至極必要と感じます。

ヨハネによる福音書16章12-15節

2022年6月12日

主日の福音から

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