復活節第5主日
「ホスピタリティ」という言葉があります。「おもてなし」という言葉ですが、これが日本で言う「ホスピタリティ」ではないでしょうか。そのほかにも、「おもいやり」とか「気遣い」という相手を大切に思う気持ちが「ホスピタリティ」につながっている言葉です。
例えば、飲食店や宿泊施設などでお客様に対して「ホスピタリティ」を持って接することで、「『また、この店に』『この宿に』来てみたい」と思う方もいるのではないでしょうか。それ以外に医療施設や介護施設などで働いている人の「ホスピタリティ」によって、心からこの施設、病院で良かったと思う人もいることでしょう。
私たちは、このような施設、飲食店に限らず、普段の生活の中で「ホスピタリティ」を意識することによって、周りの人に安心と和みを与えることができるのです。改めて、私たちはこの「ホスピタリティ」という言葉を意識するのもいいかもしれませんね。
今日のみことばの中でイエスは、「わたしの父の家には住む所がたくさんある。……行ってあなたがたのために場所を用意したら、戻ってきてあなたがたをわたしのもとに迎える。こうして、わたしのいる所に、あなたがたもいることになる」と、イエスとの別れを不安がる弟子たちに言われています。イエスは、愛する弟子たちと共におん父の家で永遠の宴を望んでおられます。イエスは、そのために「『住む所を用意』する」とお約束されます。
もちろん、このイエスの言葉は、弟子たちだけではありません。イエスを信じる私たち一人ひとりに対してのみ言葉です。私たちは、復活されたイエスと共に永遠に住む【場所】を与えられているのです。そこは、三位一体の神の豊かな愛、最高の【ホスピタリティ】をいただける所なのです。私たちは、このことに信頼して、周りの人に対して【ホスピタリティ】を忘れず接することができたらいいですね。
ヨハネによる福音書14章1-14節
2026年5月3日

